2017年5月31日水曜日

『日本動物福祉協会 神戸市動物管理センター』は『どうしても殺したい』

☆今日はこの子にからんだ話について書きます

↓の写真の子は『セン』
今は里子に行き別の名まえがついています



『セン』は2013年に保護をしましたが
その時
どこから保護をしたということを書けずに
『訳ありレスキュー』と
書きました

当会は2013年12月に
『神戸市の譲渡団体』になりました

『セン』はその前に
『神戸市動物管理センター』から
ひきだした子です

わたしが神戸市や兵庫県に意見・抗議を始めたのは
2010年頭から


2013年頭に
神戸市動物管理センター内で定期的に行われる
セミナーを受けに行きました

これは
譲渡希望を出す一般の人や
センター内でボランティアをやりたい人が受けるものです

わたしは
そのどちらでもありませんでしたが

これまで足が向かなかった『神戸市動物管理センター内』に
足を向けることにしました(市役所には2010年に意見に行ったり
その後も電話で陳情や抗議はしていた)

※ただ一回だけ
敷地内に行ったことはあります

犬猫全頭引出しをしていた『神戸西警察』の犬3頭が
連絡ミスで『神戸市動物管理センター』に
送られてしまったから
その子たちを取り戻すため に
この時に『湯木』はわたしの車をみていたと思う(ピンクのヴィッツ)

作業員と言われる公務員が
わたしの車まで犬3頭を連れてきてくれました

なのでそれ以外は初めてですが
何を言っても譲渡努力をしようとせずに殺しまくる
『神戸市動物管理センターの日常をさぐる』ため
にセミナーを受けました

そのセミナーで
『湯木』がしゃべってる雰囲気や
それをうなずきまがら聞いている『日本動物福祉協会 松田早苗』や
ボランティア室を案内する『日本動物福祉協会 北村』

をみて
『そりゃ こんな人間らじゃ あかんのわかる』と


その3か月後くらいの5月に『ナナ事件』があり
その前後だったと思います

『神戸市動物管理センター』ホームページの収容犬情報で
この白い犬を見つけたのは・・

わたしは『白い犬』というのが
当時気になっていました

というのが
その半年ほど前に里子に出した
白い雑種犬が
里親さん宅から脱走して
車にはねられて死んでしまったから です

ただ
発見時本当に死んでいたかどうか?
わかりません

発見者は別の人です

この点はまた書きたいと思います

そのことがあって半年ちょっとでしたが
ずっと心にひきずって
自分の責任を感じ続けていたので

『神戸市動物管理センターに収容された白い犬』に
心がひかれました

うちはその時もいっぱいでしたが
ちょうど一頭トライアルに連れて行くことになって
その行先が神戸市西区だったので

ある人に車に一緒に載っていってもらい
トライアルのワンコを希望者宅に届けたあと
その足で
『神戸市動物管理センター』へ行きました

『セン』の写真があった時に
他の犬は収容されていませんでした

他の犬が収容されていたなら
わたしは
『この白い犬だけを助けよう』なんて
思えませんでした

わたしは
そういう人間ですから

わたしは
すでにセミナーを受けて
湯木に質問などしていて顔がわれていたし
その前に神戸西警察の犬3頭を引き取りに行った
際に
わたしの名前もわれていたから です

それで知人にお願いしました

『白い犬』を自分の飼い犬だ

とうそをついて引き出してもらうため に

『白い犬』は
わたしの実家近く

神戸市西区の産業複合団地内で放浪していて
住民から苦情があり
『神戸市がしかけた捕獲器』にかかった
ということは
事前に電話で聞いていました(捕獲場所は公示)

これを聞いて
●飼い主は絶対に出て来ないな
と思いました

同じ場所で『誠』も神戸市の捕獲器にかかりました

ここは企業がたくさんあって
そしてそのためのコンビニがあるので

『コンビニ弁当の残り』など
あさっていたのだな
と思いました

こういう事をしないと生きていけない子は
だいたい長期間放浪だし

写真をみても
元飼い主の家から脱走して
または捨てられて長い気がした

わたしが知人に言ってくれと頼んだのは

●神戸の須磨海岸に友達とドライブに連れて行く途中に
見津が丘のコンビニに寄った時に
水を飲ませたりトイレをさせていて
逃がしてしまった

●オスメス聞かれた時の対処としては

『地元でバスを待っている時に
たまたま通りかかったこの白い犬を保護をして
3日しか経っていなかった時なので
オスメスは確認していない』
(保護をした時に警察に連絡しなかったのか?
聞かれた際には「警察に連絡しないといけないことは知らなかった」と)

●首輪が付いてるか?首輪の色は?などの質問をされた場合

『わたしが保護した時には付いていなかった』

それ以上聞かれたら
うまくごまかして

犬は長期放浪していたら
首輪を噛みちぎったりして
収容された時ついてなかった可能性もあるから

●あと一つ大事なことは

犬からしたら収容室みたいな怖いとこに入れられて
始めて会う人やから
そのためにびびって
うなったり噛むかもしれん・・

そういう感じやと

職員も
『ほんとに飼い主ですかあ~~??』

って
疑ってくるし

そういう子やと
いきなり連れて帰るには難しいから
あきらめるしかない
(自分がひきだしに行くのではないので)




わたしは駐車場の車の中で待っていたら

収容棟から事務所に戻る『湯木』が顔を見にきて

「あれ?井上さんやねえ~?」

「はい」

「井上さんの娘さん?」

「違いますよ
友達の娘さんです」

『湯木』はそのまま行き

そして知人が戻ってきて

『今日はあの犬を渡してもらえんかった』と

とりあえず車を敷地の外に出して
詳しく話を聞くと

『もうすごいでえ~~
なかなか犬に会わしてもらわれへんかってん

湯木がさあ
いろいろうるさく言ってきてさあ
信用せんねんよ

長い時間ずっと
あれやこれや聞いてきてさあ


いつまでもそれが長いから
職員の男の人が湯木に

「とりあえず一回見るだけ見てもろたらええですやん」
って
言ってくれてさ


やっと犬に会えて

犬はな
嬉しくて
とびついてくる感じで
「この子なら大丈夫」って
思えてんけどな

とりあえず
公示期限終了まで
待ってくれ
電話するから

って言われた』

と言うことでした

助け舟を出してくれたその職員は

わたしが以前に
『神戸西警察から送られてしまった3頭を引取りに行った際に
車まで連れてきてくれて
「(そのうち一頭を指さして)この子はちょっとぼけてきとるから
手に口をぱくっと持ってくるで 
噛むまではせんけど 気付けよ」

って
言ってくれた人だとすぐにわかりました

センター長とか『湯木』とかのような
獣医師免許を持つ公務員は

こんなことすらわかっていません

なぜかというと

『犬と向き会ってきていないから』=仕事せず殺しまくり=給料どろぼう=税金どろぼう

で数日後
公示期限が満了して知人に電話がかかってきました

『犬を引き取りにきてきださい』



確か一日いくらか×日数分の世話代を支払わされました

知人が犬に会った日まででなく
その後公示期限が満了する日の分まで
きっちりと支払わされました

ここもおかしいんですよね

そりゃこっちは
『命助けるためのウソついた』けど

神戸市だって
『絶対に知人が飼い主でない証拠』なんて
持ってない

なのに
知人が犬に会った日まででなく
公示期限終了までの世話代をぶんどる

これはやくざ公務員だから だ

民間なら
犬を引き取る
と言った時点までの
金しか要求しない

体調のいい犬だから
あやしい(飼い主かどうか)と思った場合
万一飼い主から連絡があった場合に備えて
期限満了まで
待たせてもいいけど

知人が飼い主でない証拠もないのに
待たせた分まで支払わされるのは

頭の悪い『やくざ』そのもの

で『セン』という名まえをつけて
その後いい里親さんに恵まれたのですが

まさにその里親さんは

『神戸市西区』の方

『セン』が捕獲器にかかったのも西区

しかも里親希望の電話があった際に
話を聞くと

●神戸市動物管理センターに
中型犬を飼いたいと申し出たが断られた

ということ

断られた理由が

●現在室内で小型ダックスを3頭飼っているから

とのこと

わたしは

『はあ??
家のなかでダックス3頭飼ってても
外で中型犬一頭
飼えますやんねえ

ほんまに神戸はバカですねえ
そうやってどんどん殺しとんですから』




時々ダックスを庭で遊ばせるということだったので

『セン』を外でつないでいたとしても
万一離れた時にダックスを噛まないかどうか?
だけが心配だったので

うちにいるダックスと
相性確認をしてOK

ということで
譲渡になりました

あのころ確か『湯木』は

神戸市が譲渡する一般の人の頭数制限として

『犬』なら2頭

『猫』はなんて言ったかな?

『猫』の場合も
『猫だけで2頭』だったか??

なんでそうなるのか?

聞いたら

『震災の時に
両手でかかえられる数しかだめ』

とか
アホなことを言っていた

ペット屋で金払って買う動物虐待の人じゃないし
家で交配させて頭数増やしてる
バカ飼い主でもなく
殺される犬を助けたい
って思って譲渡希望出してる心やさしい人を理解できないのは

自分たちがキチガイ殺し屋だから

●さすがバカ神戸市

って思った一件でした

今は

●さすが『バカ日本動物福祉協会 神戸市動物管理センター』

って思います。


2017年5月30日火曜日

『インディゴチルドレン』スターシードの『ムヒカ』元大統領

題名のようなことを知りはじめたのも
つい先月です

わたしはムヒカさんを
『インディゴチルドレン スターシード』だと思っています

そしてわたしも
『インディゴチルドレン スターシード』だと確信しました

自分が『インディゴ』であると気付いて・・

そしてそのあと間違いなく
スターシードだと気付いたのは
あの
口から勝手に『マグマ大使』のハミングが出た時
(その時に書きましたが
『自分は本当は何をすべきなのか?』と脳みそが勝手に考えた瞬間に
口から勝手にハミング「アースが産んだ正義のマグマ 地球の平和を守るため」

これで完全に
自分が地球に転生した理由が
はっきりと
わかりました

そして
間違いなく『スターシードである』と

このあたりの話は
これまで書いてきた内容になかったことなので

今日は
これくらいにして、、

ムヒカさんが語る
『生まれてきた意味』を

↓ネットより





私は人生の最初の頃、農家として生計を立てるために田畑で働いてきました。

その後、変化を求めて苦戦している人たちのために自分の人生を捧げました。私の住む社会の生活をよりよいものにするためにです。

私は今では大統領です。

そして明日には、他の皆と同じように朽ち果てて消えていくでしょう。

私はこれまで何度も敗北を味わいました。怪我もたくさんしましたし、刑務所内で数年を過ごしたこともあります。

世界を変えようとして決めて、毎日を過ごしました。

私が今もここにこうして生きているのは奇跡のようです。

そしてなによりも、私は人生を愛しています。

(画像 3本の足の愛犬、マニュエラと共に)


バーに入り、バーテンダーに「ここにいる皆さんに、私のおごりで一杯ごちそうしてください!」と言うような生き方を、人生という旅の最後にしたいものだと思っています。


私が目立っているのは、私の価値観や生き方が社会にいる実際の人たちを映し出しているからです。そして私は、自分がそこ(普通の人たち)に属していることを誇りに思っています。

そしてそこに必死にしがみついているのです!大統領だからいっても、関係のないことです。これまでこのことについて何度も考えてきました。

私は10年近くを世捨て人として過ごしました。考える時間は充分にありました・・・7年間は本も一冊も読まずに過ごしたのです。

そのおかげで考える時間を持つことができました

その時に私は、ほとんどものを持たず余計な荷物全部に拘束されない幸せな人は、幸せは頭の中にあることを知っている人で、そうでない人はどこに行っても幸せを手にすることができない、ということに気がつきました。

何も貧困を提唱しているわけではありません。

私が提唱しているのは、真面目に生きることです。

しかし私たちが消費者文明をを作り出してからというもの、経済は常に成長し続けなければならなくなりました。

経済が成長しない場合は、それは悲劇なのです。私たちは山のように必要のないニーズを作り出しました。

新しいモノを買って、古いモノを捨てる・・・

それは私たちの人生を無駄遣いしていることになるのですが!

あなたが何かを買う時、そのモノのために支払っているのはお金ではありません。あなたが差し出しているのは、そのお金を稼ぐためにあなたが費やした人生の数時間で支払っているのです。


しかしお金では買うことのできないモノの一つが人生である、というところが違っています。

人生は短くなる一方です。

そして自分の人生や自由を新しいモノを買うために無駄遣いするというのはみじめなことです。


ウルグアイは小さな国で、大統領専用のジェット機はありません。

私たちは専用ジェット機を持っているかどうかなど、あまり気にしないのです。

ウルグアイはフランスから非常に高価なヘリコプターを購入することに決めました。人里離れた地域に待機させるための、手術設備のあるレスキュー用のヘリコプターです。

大統領専用機を買う代わりに、事故の被害者を救出するため、そして移動中に緊急用医療サービスを提供する目的でウルグアイの中央に配置するためのヘリコプターを買いました。
こんな簡単なことなのです!

このジレンマがおわかりになりますか?
大統領専用ジェットか、レスキュー用ヘリコプターか?

問題はいつも、そこに落ち着くのです。
私には真面目に生きているかどうかの質問に思えます。


何も私は洞窟やわら小屋の暮らしに戻ろうと言っているのではありません。まったくそんなことはないのです。そういう意味ではありません。

私が提唱しているのは、必要のないモノのためにリソースを無駄遣いを止めようということです。例えば維持するために6人の使用人が必要な豪邸を買うことなどです。

そんなものの何がいいのでしょうか?何によいのでしょうか?

そういったモノは全部、必要ありません。

私たちはもっと謙虚に生きることができます。

国のリソースを、国の全員にとって本当に大事なモノのために使うことができます。

これこそが本当の意味での民主主義なのですが、政治家はこの意味を忘れてしまっています。

民主主義が王冠、あるいは狩猟に行く時に道化師がトランペットを吹いてくれるような封建領主を意味するのでしょうか?

もし民主主義がそういう意味であれば、私たちは古代に生きているのと同じです。

なぜ私たちは平等やそういった概念の名前の下に革命を起こしたのでしょうか?

大統領が豪邸持っているということは、つまり私たちが未だに封建社会に生きていることを意味しているのです。

私がドイツに行った際、エスコートとしてBMWのバイク25台をつけた上で、私をメルセデス・ベンツに乗せました。そのドアは外装のために3トンもの重さがあったのですよ。

そんなものの何がいいのでしょうか?


私はつつましい男です。差し出されたものを受け取るだけです。私にはそれで充分です。
しかしそれでも私は自分の考えを言わざるをえません。

不足しているのはリソースではありません。統治能力なのです。

政府の政治家は次の選挙で勝つことや、誰がボスになるかということしか考えていません。

私たち政治家は権力のための戦いに夢中になるあまりに、人々や世界の問題について忘れてしまいます。危機は環境の問題ではなく、政治的な問題です。

私たちの文明は地球全体の総意が必要となる時期に入っていますが、私たちはそれから目を逸らしています。

狂信的な愛国主義や優位な立場への渇望によって盲目になっています。最も有力な大国は特に。彼らこそが見本を示すべきなのですが!

京都議定書から25年経ちましたが、私たちが未だに基本的な対策も取らずに問題を長期化させているのは残念なことです。恥知らずなことです。

人間は、自己破壊の能力のある唯一の動物なのかもしれません。私たちが直面しているジレンマはここにあります。私はむしろ、自分が間違っていたらよいとさえ思います。

人間はその性質上、楽な生活よりは苦しい生活からもっと学べるようにできています。

だからといって、苦難を探し求めることなどを勧めているわけではありません。私が望んでいるのは、人々に理解してもらうことです。


あなたはいつでも、再び立ち上がることができます。どんな時でも、またゼロの地点からやり直す価値があります。

一回でも、あるいは1000回でも、あなたがまだ生きている間はやり直すことができます。
それが人生で最大の学びです。

言い方を変えれば、あなたの戦いにギブアップするまではあなたは負けたことにはならないということです。

あなたの夢を諦める時、ご自身の戦いにギブアップしたことになります。

戦うこと、夢を見ること、地に足をつけた生き方をすること、現実に直面すること
そういったことこそが、私たちの選ぶ生き方の存在に意味を与えます。

あなたが恨みを抱いている場合、本当の意味で人生を生きていることにはなりません。
同じところを回っていては人生を生きることができません。

私が人生で経験した深い悲しみは決して癒えることはないでしょう。人生をやり直すことなんて、誰にもできないのです。

自分の傷を片付けて、未来に向かって進み続ければなりません。

もし私が自分の古傷を舐め続けることに時間を費やしている場合、前に進んでいることにはならなりません。

私は人生を自分の目の前にある道として考えています。

大事なのは明日です。

「過去は覚えておかなければならない。さもなければ同じ過去を繰り返して非難されるだろう」
これは古くからある言葉です。私も何度も言われましたし、警告されたこともあります。

私は人間とは何か知っています!

自分の足先を、同じ小石に20回もぶつけてしまう唯一の動物なのです!

それぞれの世代は経験から学びますが、他者からは学びません。

私は何も人類を理想化しているわけではありません。

他の誰かの経験から何が学べるでしょうか?

私たちは自分自身が経験したことからしか学べないのです。

ともかく、これが私の人生に対する考え方です。

確定的な真実などは持ち合わせていませんが。





(翻訳終了)

*****

【コメント】

ホセ・ムヒカ氏の簡単な経歴 
1935年、バスク系ウルグアイ人として貧しい家庭に生まれ、家畜の手伝いなどで実家を助ける。

1960年、極左都市ゲリラ組織ツパマロスに加入。ゲリラ活動に従事し、活動を通して計6発の銃弾を受け、4度逮捕される(うち2回は脱獄)。

1972年に逮捕され、軍事政権が終わるまでの13年近くを刑務所内で過ごす。

出所後はゲリラ仲間と左派政治団体を結成し 、1995年 下院議員選挙で初当選する。

2005年に初入閣し、2009年には大統領の座に。

同性結婚、大麻、(妊娠初期)の中絶を合法化させる。

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そして日本人向けのインタビューに答えた動画

https://youtu.be/GIJk2R9Wsog

2017年5月29日月曜日

『ナナ事件』(神戸市動物管理センターのおろか)

『ナナの件』です

えりかのブログ

最初
現在の神戸ナナプロジェクトの代表(当時 会をたちあげ前の個人)から
ネットで検索して
うちに電話がかかってきました

神戸市動物管理センターに収容されている
『この犬を助けたい』と

その電話がかかる前だったと思うのですが

ナナプロ代表が
直接神戸市動物管理センターに電話をかけて
『自分が引き取りたい』と電話したが断られた
その際に
自分の名前を神戸市に伝えていた

と言ったので
わたしは
『神戸市は絶対に、飼い主以外に渡しませんよ
保護犬台帳に載っている子の命を助けようと思ったら
飼い主のふりをするしかありません』




自分の名前を言って
『飼い主でないけど引き取りたい』と言ってしまったなら
次に自分の名前で
『飼い主です』とは言えないので

『わたしの知人に飼い主のふりをしてもらいましょか?』
と言って
当時つきあいのあったFさんにお願いしてみると
OK
ということだったので

ナナプロ代表とFさんが神戸市動物管理センターに行きました

『ナナ』は捕獲をされた地域で
ある程度の期間放浪していたようなので
『飼い主は絶対に出て来ないだろう
それよりも
飼い主が棄てた可能性の方が高い』

と思いました

それは
この子が老犬であることや
状態がよくないことも写真でわかるし
愛情ある飼い主なら
この状態の子がいなくなって
警察にもセンターにも連絡しないことはない

絶対に心配なはず だからです

だから『飼い主は絶対に名乗り出ない』と
思いました

ただ、昨日貼った動画の中でセンター長が言っていたように
神戸市動物管理センターは
収容犬情報に
『オスメスの表記をわざと』していませんでした

それは
名乗り出た人物が
本当の飼い主かどうか?
確かめるため です

ここが一番の問題でした

『かんが外れたら終わり』になってしまう から

で、わたしがFさんに電話で言ったのは

『友達の家に遊びに連れて行った日に
迷子にさせてしまった』
という言い訳でいってください と
(捕獲場所がFさんの家とは離れていたから)

ナナプロ代表は横にいたんだと思います

で二人でセンターで
まず犬を見る前に質問をいろいろ受けて
あの
殺し屋『湯木』が

『犬の色は何色か』と聞いて来て

Fさんが『うす茶』と言うと

湯木が『違います』と

まるで『はい ざんねん~~』と言うような態度を取ったと

Fさんは怒っていましたが・・・

わたしはその時は白が汚れているって見えたけど
今見ると背中・頭・しっぽは
薄茶のようにも見える

で、結局引き取らせてもらうことができず
公示期限の前日に収容室で死にました

他にも何人も飼い主だと名乗り出たと
動画にありましたが
他の人は
このナナ事件があっという間に
ネットで広がったのでわたしが知らないところで
助け出そうとした人かな?
と思います

神戸市はここまで
人間を信用しない
というか
状態が悪い子はなおさら
公示期限まで待たずに
引取りたい人に
預ければいい
んですよ

命助けたい会計課長や署長がいる警察だとそうしている

拾得した後法的に所有権が移転するのは3か月後

だから
もし
3か月以内に飼い主が名乗り出れば
飼い主に権利があるので
返してくださいね

など
そういうことに納得してひきだす

だって警察でも
遺失物法の3ヵ月間
犬猫を警察にいさせずに
センターに送ります

早くて当日
長くて二週間
署によって違う

優しい署ほど2週間おく

そのあとはセンター送りで『殺処分』ですよ

警察が『遺失物法に違反』していることになるんです

だけど警察のいいわけは
『3か月おいておく場所が無い』
サイフやかばんだと遺失物法に基づいて3か月おくのに
命はさっさと殺処分送り
これが警察ですから


センターでも
公示期限の間しかおかない
『殺処分』

じゃ
遺失物法はどうなるの?

しかも
警察経由でなく
直接センターが捕獲に行った場合や
住民が警察でなく
直接センターに連れてきた場合は

警察に連れてきた人のように
『拾得届』は書かない

だって警察じゃないから

おかしいでしょ

同じ迷子か棄てられた犬猫が

たまたま警察に運ばれたら
『遺失物』で
センターに運ばれたら
『遺失物ではない』

だから
警察に運ばれた子たちは
署長や会計課長が優しければ
飼い主や拾得者以外に
引き取らせてくれる

センターに運ばれたら
『拾得者にさえ助ける権利は無い』

こんなばかな話はない

しかも
湯木のように
目の色変えて
『絶対に飼い主以外わたさない
飼い主以外にわたすなら
殺す方がいい』

なんて
バカな脳みそなんだから

こうやって
『自分が飼い主だ』
とうそついて助け出すしか
なかったんですよ

イノチを助ける努力をしてきた
職員なら
こんなことじゃなく

『自分が引き取りたいと申し出た人間がどんな人間か?』

見る目を養っているはずです

もう10年近くもセンターで実権握ってたんだから

注意が必要なのは
●動物虐待者
●動物依存で手術もせずに
いろんなとこから引き取ってどんどん増やしていく人間
●実験動物として売リ飛ばす人間
●ブリーダーやペットショップに売りとばす人間

あとは
飼い主の年齢や家族構成
今までの犬猫の飼い方や
飼育環境など

そんなの
自宅訪問すればいいだけのこと

それをせずに
殺しまくる

なぜか?って思うでしょ?

頭が悪いし命をものだと思ってるからなのは
誰でもわかると思うけど、、、

裏にあるのは・・・

結局
日本動物福祉協会自体
ショップやブリーダーとかの
『全国ペット協会』なんかともつながりあるし

政治家とつながりもあるので、、

『殺した方がまた新しい犬猫がブリーダーやペットショップで売れるから』

だと
思いますよ

『神戸市動物管理センター』は
そういう考えだから

『殺せ殺せ殺せ』なんだと
思います

『ナナ』の写真をみてね

『引き取りたいと言ってきた人間』をみてね
それが

●動物虐待者
●動物依存で手術もせずに
いろんなとこから引き取ってどんどん増やしていく人間
●実験動物として売リ飛ばす人間
●ブリーダーやペットショップに売りとばす人間

かそうでないか?を
判断する目も持ってなけりゃ
判断して助けさせようとする気すりゃない

ってことです

この写真がね
純血種のペットショップで売ってるような小型犬で
若そうで見た目が可愛くて毛並がきれいで・・・
とか
そういう犬だと
不純な動機で『引取りたい』と名乗りでる人間も多いから
申し出た中から特に人間の審査は必要です

だいたいこういう場合は
『ペットショップで買うとカネがかかるが
ただでもらえるから』

というような人間も多いから

それでも譲渡の努力をして来ていれば
自然と人を見る目はついてくるものです

それが

『日本動物福祉協会』が造成した『神戸市動物管理センター』

だから

『猫のえさやり』に対する啓発や
『犬猫の飼い主』に対する啓発や
『猟犬を所有する飼い主』に対する啓発や
『西区などの田舎』に多い
犬の『放し散歩・放し飼い』『犬猫を棄てる』という
愚かな人間に啓発をしてきていないことが
どれだけ不幸な野犬を増やすか?
猫の室内飼育・避妊去勢の啓発をしてきていないことが
どれだけ不幸な猫の存在を増やすか?
犬猫がいなくなったらすぐに『警察・区役所・神戸市動物管理センター』に
連絡しないと殺処分になる ということを
自分たちが殺していると思われることがいやだから

一切啓発をしてこなかったことが
どれだけ多くの殺処分という犬猫虐殺行為を増幅させてきたことか

こういうことが

出来てこなかった

こんな公務員のせいで

これだけたくさんの不幸な犬猫が殺処分され続けても

自分たちが殺した犬猫の命なんて

『屁(へ)とも思わない』

頭の悪い公務員だらけである

そしてその構図が誰にもばれていないと

未だに続けてきた

と言うことが

本当に頭の悪さがよくわかる

『神戸市の恥部』となっています。

あなたたちにはよく殺すということができてしまいますね

愛を知らない公務員は必要ありません
出て行ってください

先日初めて『ナナの写真』を『ナナプロ』の表紙からコピーとる時
わたしは『ナナ』に
『ナナ 使わせてもらうで』と話した

↓は
軍事用ロボットが愛に気付くという歌

歌詞の一部
『君を殺しちゃおうと銃を向けた
でも僕にはそれができなかった』

楽曲『ERROR』(エラー)↓せかいのおわり
(PV)
https://www.youtube.com/watch?v=og4e-1q25s0

楽曲『ERROR』(エラー)↓せかいのおわり
(ライブ版)
https://www.youtube.com/watch?v=Oy5JuyBq2v0






『犬猫殺し』大好きな『神戸市』&『日本動物福祉協会』

昨日おとといと記事にしてきた

神戸市動物管理センターに収容された

『里親希望がいるのに絶対に渡さないと
神戸市が決めて
公示期限(神戸市の場合、土日を除いて5日間)満了前日に
収容室で死亡した犬』ナナ

のこと

神戸ナナプロジェクト ブログ表紙に掲載されている子

えりかのブログ

『ナナ』という名前は
神戸ナナプロの代表が
この事件のあとに
会をたちあげた際に
死亡後ですが
この子につけた名前が会の名前になっています

わたしは2010年10月から
兵庫県立 明石公園で里親譲渡会をやってきて

来場者から

『神戸市動物管理センター』と
『兵庫県動物愛護センター』に

里親希望を出しても
ゆずってもらえない と

神戸市動物管理センターに関しては
『神戸市動物管理センター 譲渡支援グループ CCクロ』
というのが
譲渡になる犬だけの世話をしていて

当時 いつもだいたい
6頭~9頭
多い時でも
12頭がせいぜいだったと思います

その犬の世話のみに
『神戸市民の税金』から『一日1万円』が支給されていました

その
『神戸市動物管理センター CCクロ』というのが

『日本動物福祉協会』のことです

『日本動物福祉協会』の阪神支部というのが

金銭問題(獣医師とつるんで猫の避妊去勢でかねもうけ)
引取り犬猫を大量虐殺(元気な犬を殺すことを安楽死などと言いません)
してきたことが
週刊誌などで大きく問題報道とされたのですが

そのことが原因で

『阪神支部』が消滅

そういう『日本動物福祉協会』がなぜか?
震災で『神戸市』『兵庫県』と協力して??
震災の犬猫の救護協力??

をやったことから

『神戸市動物管理センターの敷地内』に

『一般の動物関連法人』が

入り込んで
『日本動物福祉協会の活動場所』

じんどってしまった

ここが間違いの発端 でした

なぜ
日本動物福祉協会に
税金で行政を行っている一地方都市が
ここまで好き放題させるか?
というと

日本動物福祉協会が

政治家『麻生』の身内や
皇室の人間とからんでいて

結局
『政治とカネのターゲット』に
バカな神戸市がされてしまってきたから

です
現在もそうです

当時の神戸市動物管理センターでは
猫は100%または99.99999%殺処分(今も99.9%殺処分)

(当時譲渡に関してはすべて日本動物福祉協会CCクロがやっていて

CCクロのホームページに『譲渡猫の写真』なんて出ていなかったから)

そして犬に関しても99.5%殺処分
(譲渡にまわすのは千頭のうち5頭
=200頭のうち1頭

なぜわかるかというと

神戸市動物管理センター ホームページの
『保護犬台帳』に載ってくる犬と(猫は全く載せません 保護猫台帳すらない)

CCクロの『譲渡犬』になっている子を見比べるとわかる

CCクロの『譲渡犬』は
笑ってるご機嫌な犬ばかりで
しかも ずーっと同じ犬の写真が

『何年も、何か月も前から変わらない』

それでわかる

『日本動物福祉協会』は『譲渡事業なんてやってない』
でも
『日本動物福祉協会』は『譲渡事業やってるふりしなあかん』
だって
でないと名目として
『神戸市動物管理センター 譲渡支援事業グループCCクロ』
なんて
うそでも書けないでしょ?

毎日1万円 神戸市民の税金を強奪しているんだから

だから
元々の気質の良い犬で
すぐに里親が見つかりそうな犬だけを
選り好みして
『税金である神戸市動物管理センターの敷地内に
勝手に(市民に全く知らされていない)
日本動物福祉協会の活動場所
をつくって』は

すぐに里子に出る犬を
里子に出さずに
『アニマルホーダーのように抱えて』は

他のほとんどのセンター収容犬を殺しまくる

実際その当時に
犬の殺処分判定をしていたのは
●神戸市動物管理センター 湯木(女)職員(獣医師免許持ち)
●日本動物福祉協会 CCクロ代表 北村(女)
●神戸市動物管理センター 委託のドッグトレーナー 中塚圭子(女)

この3人の女たちが
寄ってたかって
犬をいじめては
殺しまくっていた(判定=殺す)

集団いじめ ですね

もちろん猫は判定なんてありません
ほぼ全部殺すんですから

この
『犬猫殺し屋 神戸市動物管理センター』を
ここまで築きあげてきた
のが
『日本動物福祉協会 阪神支部』で『副支部長』をしていた
『松田早苗』

『松田早苗』がずっと神戸市動物管理センターで長年

『犬猫殺しの指揮をとってきた』

今は引退してますが

ネットで『犬猫殺しに必死』

↓(5月22日の松田のブログ)

「ペット法塾」に関する説明文を掲載し それをシェアされた方のTLコメントに 松田が「動物愛護のテロリスト」という文言がありました

これは明らかに 言ってはならない文言であり この発言者の感性が表れています

「テロリスト」と言うからには 法に触れる行為とされます

「テロリスト」であることを証明はできないが 遊び心程度に安易に使用される
ことは 人権意識もなく 単に「動物可愛い」に止まる これらの動物あいごの人々の常識のレベルを物語るのでしょう
それに何らの注意をすることもなく 「いいね」と賛同される人々
とにかく この人々は 気に入らないコメントには 人格否定で応じるしかお考えがないようです

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何を言っておる??

自分は
町野雅子
松本英恵

とタッグ組んで

集団でわたしに
いったい何をしてきたんだ??

赤字の文章、そのまま返すぞ!!

という感じですが・・

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↓松田早苗 5月16日ブログ

松田の指導で兵庫県は「殺処分」に傾注されていると書かれたことがありますが 私の知るところ  兵庫県の行政獣医師の方々は 自らシンポジュウム等に出向かれて動物福祉の勉強をされる方もおられて 多くの当節流行りの俄か愛護の行政機関とは違いしっかりとしたお考えを持たれて 行政機関としての役割を果たすことに努めておられました
 
犬舎の掃除にも配慮されていましたし 譲渡にも基準を設けておられました
動物に対する思いやりは他のどこにも劣らないと感じていました

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ほんまにバカじゃないか

殺し屋『兵庫県動物愛護センター』が大好きで

『兵庫県動物愛護センター』が今後殺し屋でなくなってしまったら

『わたしの心のよりどころがなくなるではないか??』

『わたしの精神安定剤を取り上げないでくれ~~~』


兵庫県動物愛護センターの犬猫即日殺処分を中止させる県民の会』

の活動をネットで必死で阻止させようと

こんなウソを書きまくってあがいておられます

悲しいかな・・人間こうなると・・・・

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神戸市動物管理センターも

まだまだ松田体勢が残っているのと

何と言っても

『日本動物福祉協会』が

神戸市動物管理センターにのさばって

神戸市民の税金から

毎日一万円 もの『荒稼ぎ』をしている『やくざ仕事』

をやっているので・・・

こりゃ

どうしても

『神戸市動物管理センター』



『犬猫殺しセンターである』ことから

抜け出せないんですね

なので

玉さきセンター長が

昨年末もわたしに


『神戸市は殺処分ゼロを目指していない』


はっきりと言ったわけです

もちろん

中塚圭子ドックトレーナーの『荒稼ぎ』もです


収容室の殺処分予定の犬にかかわって

殺処分でなく譲渡犬にする

『ドックトレーナー』で殺処分をゼロにしているなら

時給4000円
あげてもいいでしょう

違いますもん

中塚圭子は

『収容室の犬』に
全くからんでませんもん

電話相談のみ

それで

時給4000円


そんな仕事はいらんのです


西宮市は職員がやってます

そして職員だけで対応できない時は
選りすぐりの
『西宮市 動物愛護推進員』も動きます

西宮市の職員や
動物愛護推進員は

犬猫助けるために動いてます


神戸市の職員や
動物愛護推進員や

勝手に神戸市の敷地をぶんどって
自分らの宣伝場所にしている
日本動物福祉協会や
時給4000円で犬猫見殺しの
中塚圭子
のように

犬猫殺すために
西宮市はやっていません


だから神戸市はバカなんです

バカだから
『松田早苗』が
『神戸市 動物愛護推進員』なんです

中塚圭子も神戸市動物愛護推進員


当時あの義手を使って
『この犬を殺せと判定』
してきたのも
日本動物福祉協会

中塚圭子
と湯木職員

ですから

これで

『バカ神戸市が決めた動物愛護推進員は
動物愛護推進なんてしてない
犬猫殺しのバカ動物愛護推進員』
ってことが
よくわかります

神戸市の
動物愛護推進員は100人以上いますが

一人も役に立ってないどころか

殺すことに役にたっています



『ナナ』の件を書くつもりで
その
わかりやすく説明をするためのことを書こうと思ったら

こういうことだけで長くなってしまったので

『ナナ』のことは今度書きます

今朝は
ここまでにします。

2017年5月28日日曜日

『日本動物福祉協会 神戸市動物管理センター』犬猫殺し方法


昨日録音動画を貼った
『神戸市動物管理センター 徳弘センター長(元)』とLIA代表の会話
(2013.5.13)の

翌日の会話録音動画

『神戸市動物管理センターから、保護している犬が死亡していたと告げられた時の録音』
犬猫殺し屋『日本動物福祉協会』が
造成した『神戸市動物管理センター』公務員の頭の悪さが
よくわかる録音

https://www.youtube.com/watch?v=jnmikRw0v7g

国連が日本『安倍に警告文』安倍は無視して『共謀罪 強行採決』

☆『共謀罪』強行採決しましたが、
あれってさ・・・

安倍悪だくみ仲間と共謀して勝手に作った罪だから共謀罪』なんだな(笑)
あんなの法律じゃありません
文字通り 安倍の罪=(共謀罪)

今世界から 
『一番危険な男』と言われているニッポンのトップ『安倍』

国連からの警告も無視する
『頭の悪い安倍』

どのように頭が悪いのか?

良くわかる
国連から安倍への『警告文』
↓以下 ネット転載(警告は強行採決前に緊急に出されていた)

すでにご存じのとおり、安倍政権が成立を急いでいる「共謀罪」に対する勧告が国連から出された。

その全訳文があるということで、引用掲載させていただく、
なお、本日12:30よりケナタッチ氏や海渡雄一弁護士らにより記者会見が開かれる模様。



※以下、青字は引用

 翻訳   弁護士 海渡雄一・木下徹郎・小川隆太郎・藤本美枝


内閣総理大臣 閣下

 私は、人権理事会の決議28/16に基づき、プライバシーに関する権利の特別報告者としての私の権限の範囲において、このお手紙を送ります。

 これに関連して、組織犯罪処罰法の一部を改正するために提案された法案、いわゆる「共謀罪」法案に関し入手した情報について、閣下の政府にお伝え申し上げたいと思います。もし法案が法律として採択された場合、法律の広範な適用範囲によって、プライバシーに関する権利と表現の自由への過度の制限につながる可能性があります。

 入手した情報によりますと次の事実が認められます:

 組織的犯罪処罰法の一部を改正する法案、いわゆる共謀罪法案が2017年3月21日に日本政府によって国会に提出されました。

 改正案は、組織的犯罪処罰法第6条(組織的な殺人等の予備)の範囲を大幅に拡大することを提案したとされています。
 手持ちの改正案の翻訳によると、新しい条文は次のようになります:


6条
(テロリズム集団その他の組織的犯罪集団による実行準備行為を伴う重大犯罪遂行の計画)
次の各号に掲げる罪に当たる行為で、テロリズム集団その他の組織的犯罪集団(団体のうち、その結合関係の基礎としての共同の目的が別表第三に掲げる罪を実行することにあるものをいう。次項において同じ)の団体の活動として、当該行為を実行するための組織により行われるものの遂行を二人以上で計画した者は、その計画をした者のいずれかによりその計画に基づき資金又は物品の手配、関係場所の下見その他の計画をした犯罪を実行するための準備行為が行われたときは、当該各号に定める刑に処する。ただし、実行に着手する前に自首した者は、その刑を減軽し、又は免除する。

安倍晋三首相 閣下
内閣官房、日本政府

 さらにこの改正案によって、「別表4」で新たに277種類の犯罪の共謀罪が処罰の対象に加わることになりました。これほどに法律の重要な部分が別表に委ねられているために、市民や専門家にとって法の適用の実際の範囲を理解することが一層困難であることが懸念がされています。

 加えて、別表4は、森林保護区域内の林業製品の盗難を処罰する森林法第198条や、許可を受けないで重要な文化財を輸出したり破壊したりすることを禁ずる文化財保護法第193条、195条、第196条、著作権侵害を禁ずる著作権法119条など、組織犯罪やテロリズムとは全く関連性のないように見える犯罪に対しても新法が適用されることを認めています。

 新法案は、国内法を「国境を越えた組織犯罪に関する国連条約」に適合させ、テロとの戦いに取り組む国際社会を支援することを目的として提出されたとされます。しかし、この追加立法の適切性と必要性については疑問があります。

 政府は、新法案に基づき捜査される対象は、「テロ集団を含む組織的犯罪集団」が現実的に関与すると予想される犯罪に限定されると主張しています。
 しかし、「組織的犯罪集団」の定義は漠然としており、テロ組織に明らかに限定されているとはいえません。
 新たな法案の適用範囲が広い点に疑問が呈されていることに対して、政府当局は、新たな法案では捜査を開始するための要件として、対象とされた活動の実行が「計画」されるだけでなく、「準備行為」が行われることを要求していると強調しています。
 しかしながら、「計画」の具体的な定義について十分な説明がなく、「準備行為」は法案で禁止される行為の範囲を明確にするにはあまりにも曖昧な概念です。

 これに追加すべき懸念としては、そのような「計画」と「準備行動」の存在と範囲を立証するためには、論理的には、起訴された者に対して、起訴に先立ち相当程度の監視が行われることになると想定されます。
 このような監視の強化が予測されることから、プライバシーと監視に関する日本の法律に定められている保護及び救済の在り方が問題になります。

 NGO、特に国家安全保障に関する機密性の高い分野で活動するNGOの業務に及ぼす法律の潜在的影響についても懸念されています。政府は、法律の適用がこの分野に影響を及ぼすことがないと繰り返しているようです。
 しかし、「組織的犯罪集団」の定義の曖昧さが、例えば国益に反する活動を行っていると考えられるNGOに対する監視などを正当化する口実を作り出す可能性があるとも言われています。

 最後に、法律原案の起草に関する透明性の欠如と、今月中に法案を採択させようとする政府の圧力によって、十分な国民的議論の促進が損なわれているということが報告で強調されています。

 提案された法案は、広範な適用がされる可能性があることから、現状で、また他の法律と組み合わせてプライバシーに関する権利およびその他の基本的な国民の自由の行使に影響を及ぼすという深刻な懸念が示されています。
 とりわけ私は、何が「計画」や「準備行為」を構成するのかという点について曖昧な定義になっていること、および法案別表は明らかにテロリズムや組織犯罪とは無関係な過度に広範な犯罪を含んでいるために法が恣意的に適用される危険を懸念します。

 法的明確性の原則は、刑事的責任が法律の明確かつ正確な規定により限定されなければならないことを求め、もって何が法律で禁止される行為なのかについて合理的に認識できるようにし、不必要に禁止される行為の範囲が広がらないようにしています。現在の「共謀罪法案」は、抽象的かつ主観的な概念が極めて広く解釈され、法的な不透明性をもたらすことから、この原則に適合しているようには見えません。

 プライバシーに関する権利は、この法律の幅広い適用の可能性によって特に影響を受けるように見えます。更なる懸念は、法案を押し通すために早められているとされる立法過程が、人権に悪影響を及ぼす可能性がある点です。立法が急がれることで、この重要な問題についての広範な国民的議論を不当に制限することになります。
 マンデートは、特にプライバシー関連の保護と救済につき、以下の5点に着目します。

1 現時点の法案の分析によれば、新法に抵触する行為の存在を明らかにするためには監視を増強することになる中にあって、適切なプライバシー保護策を新たに導入する具体的条文や規定が新法やこれに付随する措置にはないと考えられます。

2 公開されている情報の範囲では、監視に対する事前の令状主義を強化することも何ら予定されていないようです。

3 国家安全保障を目的として行われる監視活動の実施を事前に許可するための独立した第三者機関を法令に基づき設置することも想定されていないようです。このような重要なチェック機関を設立するかどうかは、監視活動を実施する個別の機関の裁量に委ねられることになると思われます。

4 更に、捜査当局や安全保障機関、諜報機関の活動の監督について懸念があります。すなわちこれらの機関の活動が適法であるか、または必要でも相当でもない手段によりプライバシーに関する権利を侵害する程度についての監督です。この懸念の中には、警察がGPS捜査や電子機器の使用の監視などの捜査のために監視の許可を求めてきた際の裁判所による監督と検証の質という問題が含まれます。

5 嫌疑のかかっている個人の情報を捜索するための令状を警察が求める広範な機会を与えることになることから、新法の適用はプライバシーに関する権利に悪影響を及ぼすことが特に懸念されます。入手した情報によると、日本の裁判所はこれまで極めて容易に令状を発付するようです。2015年に行われた通信傍受令状請求のほとんどが認められたようです(数字によれば、却下された令状請求はわずか3%以下に留まります。)

 私は、提案されている法改正及びその潜在的な日本におけるプライバシーに関する権利への影響に関する情報の正確性について早まった判断をするつもりはありません。ただ、閣下の政府に対しては、日本が1978年に批准した自由権規約(ICCPR)17条1項によって保障されているプライバシーに関する権利に関して国家が負っている義務を指摘させてください。
 自由権規約第17条第1項は、とりわけ個人のプライバシーと通信に関する恣意的または違法な干渉から保護される権利を認め、誰もがそのような干渉から保護される権利を有することを規定しています。
 さらに、国連総会決議A/RES/71/199も指摘いたします。そこでは「公共の安全に関する懸念は、機密情報の収集と保護を正当化するかもしれないが、国家は、国際人権法に基づいて負う義務の完全な履行を確保しなければならない」とされています。

 人権理事会から与えられた権限のもと、私は担当事件の全てについて事実を解明する職責を有しております。つきましては、以下の諸点につき回答いただけますと幸いです。

1.上記の各主張の正確性に関して、追加情報および/または見解をお聞かせください。

2.「組織犯罪の処罰及び犯罪収入の管理に関する法律」の改正法案の審議状況について情報を提供して下さい。

3.国際人権法の規範および基準と法案との整合性に関して情報を提供してください。

4.法案の審議に関して公的な意見参加の機会について、市民社会の代表者が法案を検討し意見を述べる機会があるかどうかを含め、その詳細を提供してください。

 要請があれば、国際法秩序と適合するように、日本の現在審議中の法案及びその他の既存の法律を改善するために、日本政府を支援するための専門知識と助言を提供することを慎んでお請け致します。

 最後に、法案に関して既に立法過程が相当進んでいることに照らして、これは即時の公衆の注意を必要とする事項だと考えます。したがって、閣下の政府に対し、この書簡が一般に公開され、プライバシーに関する権利の特別報告者のマンデートのウェブサイトに掲載されること、また私の懸念を説明し、問題となっている点を明らかにするために閣下の政府と連絡を取ってきたことを明らかにするプレスリリースを準備していますことをお知らせいたします。

 閣下の政府の回答も、上記ウェブサイトに掲載され、人権理事会の検討のために提出される報告書に掲載いたします。

閣下に最大の敬意を表します。

ジョセフ・ケナタッチ
プライバシーに関する権利の特別報告者


日本人の人権を制約し、戦争に反対する国民の口を塞ぎ、
戦争へと突き進む安倍晋三の目に見えているもの、
その真意が何であるかを私たちは読み取らなければ、
戦争が繰り返されてしまうこととなる。

この法案により恐るべき監視社会が訪れようとしている、

だが、私が思う事は

監視すべきは国民ではなく、安倍政府の方ではないのか。