2017年5月5日金曜日

「徒歩以外での犬の散歩」は『道路交通法違反』

先週夫が仕事中の車内から見た犬の散歩の方法です

軽トラックの荷台から長いリードを地面に垂らして

柴犬を散歩させていたそう

時速5キロ~10キロくらいということ

後ろに近づいた夫の車に気付き

運転手は、夫に追い抜いてもらおうと
車を左に寄せたら

そこは斜面になっていて
柴犬が足を滑らせそうになって
一瞬首つりっぽくなったそう

夫は仕事中で人を職場から家まで送っていく途中で
車を停めることができなかったので
運転手の顔だけみてそのまま通りすぎた
(高齢男性ということ)

職場に戻りその話をすると
その人のことを結構知っているという人がいて
だいたいの住所を聞いて夕方行ってみたそう

場所は兵庫県丹波市氷上町成松(ひかみちょう なりまつ)

うわさで
『あの人はもうずいぶん前から毎日のようにそういう方法で散歩をしている』

とか
『子供たちも見てわんちゃんを可哀そうだと言っている』

とか証言を聞いて夫が『丹波警察署』と『丹波市役所の犬猫担当』に電話

警察は『では明日同じ時間(3時くらい)にその川沿いを見にいきます』


丹波市役所の担当も同じことを言ったということで
わたしからも両方に電話して聞いたところ

●警察としては『道路交通法違反』でしか罰することができない

ということでした

なので
丹波市役所 担当に

●動物愛護の観点からきびしく注意をするように

とお願いしました

兵庫県動物愛護センター 尼崎本所(丹波市の管轄)にも電話をしようかと一瞬思ったけれど、
そんな遠いところに電話をしてもあまり意味が無いし
兵庫県動物愛護センターは事実上、愛護ではないので役に立たないだろう
それより、地域密着で地元の役場に言った方がこの先のことを考えてもいいだろうと
思い、センターに電話をしませんでした
※わたしはこの先、こんなふうに、市町村役場が動物愛護問題を、小さな地域ごとに解決していく方がいいと思っています


翌日夫に電話で聞いたところ

警察は夫に

『今回は厳重注意としました
次に同じことをしたら道路交通法違反により罰せるので
また見たらすぐに通報してください』

ということでした

わたしから丹波市役所に電話をして

『動物愛護の観点からはどのように言われたのですか?』

と聞くと

『警察がしっかりと指導していたので、こちらからはあまり言っていない
きちんと散歩してください 程度』

だったということ
柴犬の年齢を聞くと『老犬』だったということで

こんな散歩を止めさせることができて
よかったと思いました

これまでわたしは車で散歩をさせるのは見たことありませんんでしたが

保護活動を始める前に
自転車で散歩をさせていた人を2名見たことがありました

その時も気になってはいたのですが

『道路交通法違反』という観点が重い浮かばず

しかも
市役所や動物愛護(管理)センターが、そういう指導を行っていることも知らないでいたため
気になりながらも何もできないでいました

あと、たまたましゃべった知らない男性(当時50代から60代)

『犬が喜ぶと思ってバイクからリードをつないで散歩をさせていた』

という人もいました
驚いたのですが・・

そのあと男性は言いました

『可哀そうなことをした
ある日急に死んでしまって
医者からは過労死だと言われた』と

それはそうでしょうと思い
びっくりしましたが

これらのことを警察や市役所の担当にも話して

『自転車やバイク そして車で散歩なんて

犬からしたら飼い主が止まらないかぎり
走り続けないといけないんですよ
こんなの虐待そのものです』と

みなさんも見かけたら

迷わず『通報』をしてください。

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