2017年5月8日月曜日

『綾部市の駐在さん』柴犬の命助ける/ご支援のお礼

2月下旬から3月中旬に起きたこと

夫が自宅近くで放浪していた柴犬を発見
捕まえようとしましたが逃げられ
豊郷(とよさと)駐在所のおまわりさんに連絡

当会もいま、いっぱいだし
夫の仕事はフルで週二回の休みで
保護頭数を増やすことは難しいこと
わたしは体調が万全でないこと
などあるのですが

偶然見つけた子くらいは保護をしたいと思い

中丹東保健所に連絡
中丹東には
当会が神戸市や京都府のセンターから
殺処分犬をすべて引き取っていた当時の山本職員が
中丹西保健所から異動になって今もいるのと
三木さんという獣医師免許を持たない男性職員で
山本職員の上司なのですが
この人が
感じのいい方です(犬猫に関して全く詳しくはないのですが
人としていい感じの方で、このほうが実は大切なのです
実は獣医師免許を持たない職員の方がいい場合が多い)

山本職員から
犬と猫の現在の頭数を聞かれて
OKとなりました

夫は自分の手では捕まえられなかったけど
駐在さんにそのことを話して
もし警察が捕まえて
綾部警察の会計課に行った場合で
飼い主が現れなかった場合

『警察』⇒『中丹東保健所』⇒『京都動物愛護センター』

に送ることなく
当会へ渡してくれるように話をして
中丹東保健所もOKしているということを
駐在さんに言いました

しかし、綾部警察の本署の会計課に電話をした時は
決まりきった
『飼い主と拾得者にしか渡さない』
ということを夫に言ってきたようで・・
一旦警察に行ってしまった場合は
綾部警察から迎えいれることは難しいかも?

なら綾部警察が中丹東保健所に送ってから
迎え入れることになるかも?
と思っていました

警察署によって考えは違うので
本来、飼い主か拾得者にしか渡さない
というところがほとんどですが

『発見者』=『拾得の権利あり』

と考えるのが普通だと思います
だって

捕まえられていたなら拾得者になっていたから
です

たまたまおびえなどで逃げてしまって
その場で捕まえられなかっただけなのだから

『拾得の権利あり』と考えてよい
と思います

ただこのあたりはそれを全てにしてしまうと
難しい面もあります

なかには
こういった場合でもまれに
別目的があるからです

●動物実験に使用
●虐待に使用
●転売して金儲けに使用
●年齢や家族構成で終生飼養が無理な人もいる
●アニマルホーダー的に集めては子犬仔猫を産ませる人もいる

なので
このあたりは

警察やあと、保健所やセンターに送られた場合でも
センターの公務員などによる判断がきちっとされれば
そういう人間に犬猫がいきわたることは避けられます

なのでそうしないで
『何がなんでも
絶対に飼い主と拾得者以外だめ(警察)』

などとやっているのが

『命でなく物として扱っている証拠』
だと言えます

なぜそうなるのか?は

『警察や行政の公務員が命を助ける気持ちもなければ
命を物としか扱ってこなかったから』

だから
助けたいと言う人間が
必ず最期まで動物を家族として
幸せにできるかどうか?

を見極める目が
いつまで経ってもできないんですね

助ける気持ちやそのための努力があれば
必然と
そういうものは備わってくるはず
なのです

それが無いから
いつまで経っても
犬やネコ、うさぎ、鳥、かめ など
警察では

サイフや傘と同じで
『拾得物』となっているのです

ただそれでも
言えばいいのです
(警察は、その警察署長や会計課長の
考えにより決まることが多いから
ダメな警察に言っても変わりませんが)

保健所やセンターには
獣医師免許を持つ公務員が必ずいます

『おかしいでしょ?
なぜ、そのままだとセンターで殺す命を
助けてはいけないというのですか?
おたくたち(センター職員)は殺すのであって
助けないのでしょう?』
などと

『殺処分になるかどうかわからない』

と言われても

『わからない ということは殺処分の可能性があるのだから
殺すのなら助けたい人間の家族に迎えてあげればいい
それをしないのは
命を物と思っている証拠だ』
など

いくらでも言えます

本当のこと ですから

そして自分がしっかりと飼えることを主張をして
『家を見に来てください』と言い
家族みんなが公務員と会って面談すればいいだけの話
です
それを助けたい人間側から提案すればいい
だけの話です

それを聞き入れず
その動物を殺処分するのは
公務員たちの魂のレベルに問題があります

公務員たちは『マニュアル』という名の
『悪しき規則』に心を奪われ
『マニュアル依存症』という
精神病にかかっていると言えます

なので『マニュアルから外れることが悪であり
マニュアルを守るためには命を命と見ず構わない』
という感じ

こういうことからも
『大きなカルマ』は誕生していきます
こういう人たちが『背負っていくカルマ』は
どんどんと根深いものになってゆくのだと
思うのですが

実際あの
犬猫どんどん殺しまくっている『兵庫県動物愛護センター』でさえ

のら犬にえさやりをしていた人で
保護をしようとしてもできなかった人が

事前にセンターに電話をして

『もし近隣から苦情が出てセンターが捕獲をした場合に
絶対に殺さずに自分に渡してくれ』

というと、OKを出します

わたしは一人そういう人を知っていて
別の人から同じ相談を受けた際に
それを話して本人からセンターに言ったら
やはりOKが出ました

だから
どんどん言えばいいのです

国や行政の作った決まりなんて
命を助けるためのものではないのだし

警察の作った拾得のルールも
命を助けるためのものではありません

それを
『規則だから』と納得するのは

日本人によくある
悪い意味での
『日本人はお行儀がいい』
ということになると思います

うわべでお行儀がよくても
中身は殺している行政

お行儀がいいから

ほとんどのセンターが

『殺処分』という言葉を出さずに来た

最近でしょ?

『殺処分』という言葉をだし始めたのは・・

2013年ころは

わたしが電話でセンターの公務員たちに

『殺処分』といくら言っても

公務員たちは

『安楽死です』『安楽死です』

事実を隠ぺいしてきましたから


この駐在さんですが

徳島県出身らしく

夫が徳島の野犬たちを保護している

というと共感してくれたり

『自分が捕まえてみる』と

口笛で『犬笛』のような音を出したり

熱心に捕まえようとしていると
夫から聞いていました
(近所から苦情もないし
いつどこに現れるかわからない犬を
そこまで熱心に警察が普通は捕まえない)

そして3日後くらいには
捕まえて
田舎なので有線放送で
迷子犬の情報提供の放送がされて

しかし飼い主は現れず
犬は綾部警察で過ごす日数が経って行き・・・

豊郷駐在のおまわりさんとは
わたしも一度その時
電話で話したのですが
感じのいい方でした
うちがたくさん保護をして
里親さがしをしていることも
話していました

このおまわりさんのすごいところが・・
自分で
飼ってくれる人を探すんです

それはたぶん
このおまわりさんが

『自分でなんとかしよう』と強い気持ちを持って
これまでもやってきたのではないか?
と思います

田舎なので
駐在さんは結構地元の住民のこと(家族構成なども)をしっており
飼ってくれる人を自分で当たっていくのだと思います


うちもできれば他にいい人を見つけてくれた方が
助かるし
ただ、見つかるだろうか?
と思っていたのですが・・

約一週間後に夫が電話で聞くと

『一人見つけたのですが
わんちゃんに会ってもらって
やっぱり無理と言われました
もう少しこのまま探します』と

そしてもう一週間が過ぎたころに
おまわりさんから夫に電話があり

『見つかりました
40歳代の夫婦の家族で
最期まで
きちんと飼ってくれそうな方でした』と

すごいな・・

と思いました

このおまわりさんはすでに柴犬を飼っている方で

犬の気持ちがわかる優しい方なんだな

と思いました

わんこが綾部警察に行ってから二週間を少し過ぎていたので

普通は長い期間おく署でも二週間なので

そこはたぶん
警察官が拾得者ということで
少し計らいもあったのではないか?


思いますが・・・

こうして
わんこの命を自分で助ける警察官も
なかにはいます


わたしは初めてそういう警察官を知りました

心の汚れていない方だな


思ったできごとでした。

☆兵庫県のYさまより
5月2日に 千円を振込いただきました

Yさま、いつもありがとうございます。

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