2017年10月10日火曜日

里子たより 『大地』正式譲渡


はびきの市に行った『チカちゃん』の里親さまよりいただいた写真を昨日掲載するのを忘れていました。





それから昨日
はびきの市に行ったあと
兵庫県三田市に向かい

9月30日から
トライアルに行っていた
『大地』を正式譲渡に

大地と空は
三田市あずかりさまから一旦神戸市あずかりさまへ行き

神戸あずかりさま宅は
来客が多いおうちで
『家のなかに来る知らない人』

に慣れてくれました

そのあずかりさまの先住保護ダックスが急に具合が悪くなって
鳴門市にいるわたしが保護をするという形になったのですが

そのあと、預かり様の都合により

あずかり継続が難しくなって

一度
大地と空の変化をみたいのもあって

鳴門にいる
わたしの元へと移動しました

わたしとなるとの場所(この子たちがもともと生まれた場所)には
すぐに慣れてくれて

すぐに散歩の練習をして

テレビ鳴門さんで里親募集の放映をしていただきました。

この放映は
これで里親さんが決まらなくても

動物の命を大切にするという啓発にもなると思いましたので。

特に野犬と放浪犬の殺処分が多い徳島県では
こういう方法もよいと思いました。

野犬と放浪犬の殺処分の多さから
徳島県動物愛護センターや、保健所の職員たちは
一般住民からいまだに
『犬取り』と呼ばれてしまっている事実があります
その言葉は文字通りざんねんながら
『犬を連れ去って帰り殺処分する』という意味からです
なのでこの地域でも
『犬取りが来た』
という表現を、よく聞きました
毎週毎週パトロールと表して
ただ歩いているだけの犬を見つけては
男性5人くらい(わたしが見た時は5名)により
捕獲器や
太いはりがねのような輪っかで胴をしばりあげて血が流れ出るあの
昔使っていた道具を
徳島県では(他もあると思います)今でも使用して
勝手に犬を連れ去り殺処分をしています。
センターから焼却炉行きの
あの殺処分機を搭載したトラックのなかで


            テレビ鳴門さんは、当会が
里親さんからお金をもらわないので
こういった放映もしてくださいます。
(お金のやりとりがある場合は
金銭トラブルなどの事象が起きる可能性があって
張り紙をしてくれる店舗さんなどでも
いやがられる場合が多いです

張り紙をしている店舗に苦情がくるので)

↓テレビ鳴門さんが間違って
「捨てられていた」と表示されたので
あとで訂正してもらいました
野犬ですので

↓だいち・そら・ゆきの募集





この放映による希望者からの連絡はありませんでしたが

三田市あずかりさまが自宅近くの店舗に貼ってくださった
ポスターをご覧になられて希望をいただきました

三田市あずかりさまと●丁目まで同じご住所の方で

あずかりさまとしては

大地も飼いたい気持ちは一時おありだったので

わたしもあずかりさまも
近くのかたということで
喜んでいます。

鳴門市内の民宿付近を散歩訓練中に







譲渡前の半月ほどを
また三田市のあずかりさまにお願いしました。

わたしが他の野犬の訓練でからだがきつかったことと
あと

この民宿周辺は人・車が少ないこと
(ここまで慣れればあとは里子に行けるように
人・車の行き来がある場所で慣らした方がよいので)

里子に行くお宅はあずかりさまのすぐ近くなので

万一慣れるまでに脱走した場合

あずかりさまの家にも
里親さんの家にも帰りやすいように

道をおぼえさせるというためでもあります。


実際里親さんの家のすぐ前の公園は
あずかりさまも散歩に連れて行く公園だ

ということで

びびりちゃんの大地にとっては

大変スムーズに
譲渡までの経過を
ていねいに進めることができました。

あずかりさまのおかげで

里親さがしも
人なれ訓練も
順調にゆき

大変ありがたく思っています。






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