2017年10月3日火曜日

兵庫県で猟犬が3名を噛む事故



↓ネットより(10月1日記事より抜粋)

兵庫県 猟犬が3歳児を噛む事件発生! なぜ猟犬が民家に侵入したのか理由は!?猟犬の危険性を考察!

兵庫県宍粟市山崎町大沢で猟犬が3歳児を噛む事件が発生しました。
なぜ猟犬が民家に侵入する事件が発生したのでしょうか!?
また、猟犬は危険なモノなのか考察していきたいと思います!

兵庫県で猟犬が3歳児を噛む事件発生…
※画像はイメージです。
兵庫県の民家で悲惨過ぎる事件が発生しました・・・
まずは事件の概要についてご紹介していきます!
1日午前9時35分ごろ、兵庫県宍粟市山崎町大沢の女性(65)方から「家族が犬にかまれた」と宍粟署に届け出があった。
署によると、遊びに来ていた孫の男児(3)とその母親(34)、親類の男性(38)の3人が頭をかまれるなどして負傷し、病院に運ばれた。
いずれも命に別条はないという。
引用元:朝日新聞DIGITAL
民家に入ってきた猟犬について警察は、
宍粟署によると、犬はいずれも雄の猟犬で体長約1メートル。
飼い主の男性(65)がイノシシの駆除のため近くの山で放した。
引用元:産経WEST
と公表しており、
害獣と言われるイノシシを駆除するために人間が放った猟犬に人間が傷つけられたということになります。
本末転倒のような結果になってしまいましたね。
イノシシを駆除できるくらいの能力を持っている猟犬だったということで、
被害に遭われた方は相当な恐怖を感じられたと思います。
ではなぜこの猟犬は民家に入ってきてしまったのでしょうか!?
原因について考察していきたいと思います!
猟犬はなぜ民家に侵入したでしょうか!?警察によると、猟犬はその最中に住宅に迷い込んだとみられていて、猟師がすでに捕獲しています。引用元:MBSと発表されており、すでに猟犬は確保されている様です。
(猟犬は悪くないので、殺処分などにならない事を祈ります)
どうやらイノシシを駆除している最中に迷子になってしまったようですね。
ですが、ちょっと疑問なのは、民家にそんな近いところで猟犬を放つのでしょうか?
事件の詳細については警察が捜査を続けているということなので、
どのくらいの位置で猟犬を放っていたのかなど情報が出てき次第すぐに更新させていただきます!!!
(追記)
どうやら、
被害に遭った住宅の周辺は山に囲まれていて
当時、猟師が近くで猟のために犬を放していたということのようです。
住宅の周辺が山だったと言うことは、
恐らく人間の気配をイノシシと間違えてしまったという可能性が考えられます。
また、
においなども手がかりにしてイノシシを追っていたと思うのですが、
日常的にイノシシが民家の土地に夜間など入り込んでいたら、
その匂いに釣られていってしまった可能性も考えられます。
何にせよ、死者や重傷者がいなくて本当に良かったです。
再発防止のために猟友会には対策をしていただきたいと思います。
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武田です

わたしが神戸市から福知山市の御岳地区に移転してすぐの夏に
回覧板が回ってきて、その手書きの地図には
わたしの家を大きく取り囲むように
両サイドから 犬→ ←犬 と大きく書かれており
猟犬何頭かを放して狩猟をするということになっていました

紙の下部に
●中止要請は8月25日までに市役所の農林課へ

のようなことが書いてあり、わたしはすぐに中止要請をしました。

外につないでいる犬たちが、猟犬に襲われると思ったからです

引っ越してきてすぐに中止要請を出すということは
市役所に狩猟による有害駆除を申請した近所の農家たちに
けんかを売るようなことになってしまうのはわかっていましたが

保護犬たちの命がかかっているので
当然中止要請をしました。
きちんと理由も言いました。

わたしのその家は
集落の奥で山際で
熊・しか・いのししが出ていました

外犬で野生動物に吠える犬はたくさんいて
しかたちは犬にほえられると逃げていき
犬が吠えなければ木の下の方になっている柿の枝を折って
落ちた柿を食べたりしていました
熊は、犬の鳴き声がしても
自分が登りたい柿の木に犬がつながれていなかったり
犬が鳴いても熊から見えなければ
ゆったりと柿の木に登って時間をかけて
柿を食べていました
大きなうんちも木のふもとにありました

野生動物たちは
犬には何もしないです

それよりも怖いのは
放たれた猟犬です

ヨーロッパの狩猟に使用される純血の猟犬の場合は
犬や人をおそうことなんて
ほぼないんじゃないかな?
きちんと鼻で動物のにおいをかぎ分けることができる
能力があると思います

みんながみんな絶対かどうか?
わかりませんが・・
猟犬『りょう』がそんな感じでした

犬のことは仲間と思っていたし
警察官やわたしのことは噛みませんでした

ただ、来客でお酒のにおいがした男性を威嚇がみしたことがあって

推測は
飼っていた猟師にたたかれたんじゃないか?
その猟師がお酒を飲む人だったのではないか?

『りょう』は一度離れたことがありましたが
他の犬に全く攻撃せず
近所の柴の女の子のところにあそびに行って
そこのお父さんが捕まえてくれていたことがありました

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宍粟市役所によると、今回の事故の猟犬は紀州がかかった雑種ということでした
(犬は現在飼い主宅に戻っているそう)

また日本犬雑種の猟犬の事故でした

最近四国と和歌山で起きた猟犬が人を噛む事故も
日本犬雑種の猟犬でした

夫ヒロが言うには
日本犬雑種はにおいでかぎわけることができないから
狩猟には向いてない

たまたま有能な犬がいたとしても
同じ飼い主が別の犬を
同じように有能な猟犬に育てることは
100%ではない
と言います

わたしも思います

日本犬雑種の猟犬は
犬やもちろん猫にも
攻撃することが結構あります

だから
形さえしかやいのししに似ていれば
子供やおばあさんを噛んでしまう
という事故が起こってしまうことも
多いのではないか?


なぜ洋犬の猟犬とされる純血種を使わないのか?

やはり
お金がかかるという
問題と思います

猟師には
しかやいのししを撃つと報奨金が国や自治体から
支払われます

その報奨金を得るためという目的があるので
そのために
高いお金を払って
生粋の洋犬の猟犬を手に入れるというようなことは
しないのではないか?

特に昨今経済的に余裕のない時代では
そういう猟師が多いのではないか?
それと猟犬に育てる猟師の技術の問題もある
と予測します

全国で猟犬の事故が多いので
6月に兵庫県庁の有害鳥獣の担当 藤本さんに電話をしてお願いをしていました

兵庫県に61ある猟友会の支部に連絡をして
猟犬を所有する全ての猟師が
各市町村に
犬の登録と狂犬病予防接種をしているのか
確認させて
していない猟師があれば
すぐにするように促してください



しかし
その時の返事は
猟犬を所有する全ての猟師に登録と狂犬病予防接種の確認をすることは
難しいと言われました

今日、この事故があったので、再度藤本さんに聞いてみたところ

わたしからの意見があったこともふまえて

夏に61ある兵庫県内猟友会の支部長あてに
犬の登録と狂犬病予防接種をするように
チラシを配った
ということでした

あと、新たに狩猟免許を取る人にも
チラシを配った と

今日わたしが申し出たのは

チラシを配ってくださったお礼とそれから

やはり一方通行で配っただけでは
ルールは守られないこと

今回の宍粟市の事件の猟師も
狂犬病の注射はしていたが
登録は前の飼い主のままになっていた

猟師が猟犬を新たに取得したことは
猟師が自治体に登録をしない限り
把握することはできません

そうすると
そこは行政の動物愛護の担当でも
知る手立てがないし
保健所(今回は兵庫県動物愛護センターなど)も
知る手立てがありません

なのでそこはやはり
一方通行でチラシを配るのみでは足りないと思います

何か返ってくるものが必要だと

たとえば
猟友会の各支部長から
猟犬を所有する猟師に登録と注射の番号の報告を促し
支部長がそれを記録に残して把握しておく
犬が変わればまた新たな番号を支部長に報告させて
猟友会が番号を把握する

もし登録と注射を促してもどうしてもしない猟師がいれば
各自治体や保健所などに伝えて
そこの担当が本人に話をしに行く

という形を示して
なんとか猟師が自分の犬に対して
責任を持つようになるように
お願いをしました

登録をするということは
自分に所有権があるということで
事故や他
猟に使用した自分の猟犬を棄てたり、無用だからと銃で殺傷したりという
そういう事件も起こりづらくなるだろうと
予測されることも話しました

また検討します
とおっしゃっていました

猟犬は一般の飼い犬よりも
圧倒的に噛むという事故を起こす
可能性が多いです

故意に長時間、長期間放すわけですし
まして
動物を殺すまで噛む
という
くせをつけられているからです

本当は狩猟などないに越したことありませんが

現在は
事故を起こさないように

狩猟に向かない犬を無理に猟犬にするということは
多くの犠牲を出してしまうことになり

それは
報奨金どころの話ではなくなる

ということになります

宍粟市役所によると今回

猟師5名ほどで狩猟をしており

人の悲鳴が聞こえたので駆けつけると

子供が噛まれていて
それを助けに入った母親と親類の男性も
噛まれた
ということでした

猟犬をその場で飼い主である猟師が捕まえたということ

噛まれた方たちも
こういうことはトラウマになり
もちろん
犬が怖いとか犬が嫌いとかに
なってしまう可能性が十分にあると思います

今回は3名とも全治1カ月未満だということで
大事にいたらなかったようですが

猟犬を放すという行為は
命を傷つける可能性が十分にある行為であるということを

重く受け止める方が増えればいいな

と思います。

なのでやはりそれは
野生動物を殺すというそのこと自体

よくはないことなのだ


考える人が増えて行って欲しいと
わたしは思います。

昨年秋にも
その近隣の佐用町で
熊の猟に行っていた猟師が猟師仲間を
間違って撃ち命を落としてしまった
ということがあったばかりですので。




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